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まずは現状分析 −あなたの会社の収益構造はどうなっていますか?−


システム独自のマトリックス勘定科目を用意
これからどうする? の前に現状はどうなのかを把握しなければなりません。マトリックス会計MXPROでは専用の勘定科目を用意しました。また、科目配列は「変動損益計算書※」方式を採用しています。
(変動損益計算書とは、費用を固定費と変動費に分類し並べ替えることにより、収益構造をわかり易くしたものです。)

利益の出る仕組みを全体からマクロに見る
金額はすべて千円単位で表示しています。現状をマクロに捉え、問題点を見つけ易くするためです。
マトリックス会計MXPRO から出力される「前年同月対比表」と「3期比較財務諸表」を使って、自社の収益力(収益構造)を分析し、「利益を生み出す構造」をつかむことができます。
帳表サンプル(PDFファイル形式)
<変動損益計算書・前年同月対比・累計 帳表 ダウンロード>
<当期MQ会計表 帳表 ダウンロード>
<変動損益計算書・3期比較 帳表 ダウンロード>

1.製品の収益力

なんと言っても重要なのが自社製品(商品)の収益力です。限界利益MQ(付加価値)とは売上高PQから変動費VQを差し引いた金額です。変動費VQは製造業では「原材料+外注費」、小売、卸などの販売業では「仕入高(売上原価)」だと考えてください。ただし、外注費は企業によっては固定費としたほうが良い場合があります。
「製造業はこんなに簡単には原価計算はできませんよ」という声が聞こえてきそうですが、儲けるためにはダイレクトコスティング(直接原価計算)で経営を考える必要があります。現場の労務費や経費を減価に入れようとすると「儲からない会計」になってしまいます。

儲けるためには、現状がどうなっているかを明らかにする必要があります。そこで戦略用のP/Lに置き換えてみます。儲けるためには勘定科目の並びを「儲けるための科目」に替える必要があります。ここで一番重要なのは「自社製品の付加価値力」つまり「収益構造の一番のもと」を正確に把握することです。製造業において、企業の収益構造を把握する上で一番重要な限界利益MQ(付加価値)の金額が、実は税務署用の損益計算書には存在しません。

製品1個あたりの付加価値(収益を生み出す一番のもと)は、その製品の売価から原材料と外注費を差し引いた残りであり、人件費や製造経費が増減しようが関係ありません。もし残業代やパートの給与を変動費にした場合、忙しい月に作った製品のほうが、暇なときに作った製品よりも付加価値が少なくなってしまうことになります。本来、製品の付加価値を生み出す力とは売価や原材料の仕入れ値が変わらない限り変わらないはずです。

限界利益MQ = 売上PQ - 変動費VQ
限界利益の額および率で自社製品(商品)の収益力の分析を行います。


「前年同月対比変動損益計算書の当月・発生レベル」では前年の同じ月と比較して表示します。
変動損益計算書(前年同月対比・発生)

「前年同月対比変動損益計算書の当月・累計レベル」では前年の同じ月と比較して期首からの累計金額を表示します。
変動損益計算書(前年同月対比・累計)

「3期比較変動損益計算書」では3年間の収益構造を比較して表示します。
変動損益計算書(3期比較)

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2.コスト回収力・付加価値分配率

付加価値分配率とは? 100円の 限界利益MQ(付加価値)を得るためにかかる経費の割合のことです。例えば、人件費が限界利益MQに占める割合を「労働分配率」といいます。
変動損益計算書(3期比較)


3.利益分析

変動損益計算書(3期比較)
企業の収益構造は
(1)限界利益の額および率(製品の収益力) (2)労働分配率(人件費) (3)支払利息分配率(借入依存度) (4)減価償却分配率(設備投資)
でほぼ決まってしまいます。(1)が低く(2)〜(4)の比率が高い企業は、製造経費と販売管理費を回収できないため、慢性的な赤字に陥ってしまっているパターンが多いのです。

注) 製造業の場合「経常利益G」はダイレクトコスティング(直接原価計算)の利益、「経常利益FC」はフルコスティング(全部原価計算)の利益を表示します。ただし、製造業以外ではどちらの利益も同じになります。

棚卸に含まれる固定費
「棚卸に含まれる固定費」の金額は製造業の場合、製品在庫に含まれる固定費の金額を表示しています。
金額がマイナスの場合は、期首と比較して製品在庫が減少したため前期に計上した製品在庫に含まれる固定費が当期に繰り越され、利益が減少します。
逆にプラスの場合は、期末の製品在庫が期首から比べて増加したため、製品在庫に含まれる固定が翌期に繰り延べられることになり、その分税務上の「経常利益FC」が増加します。
もっと手軽に収益構造を分析するには

決算書から必要な金額を写すだけで、本格的にな収益構造の分析ができる「実践!戦略MQ会計」はこちらをご覧ください。

  ⇒ 実践!戦略MQ会計



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