利益が見える戦略MQ会計・社長のための会計学【マトリックス通信】

 

 【社長のために会計情報を活用する−2】
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■□  戦略MQ会計・DC・マトリックス会計
■□   社長のための会計学 【 マトリックス通信 】
■■   Vol.318 2013/05/01
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■事例A
  先日、読者の方から電話がきました。
  要約すると次のような内容です。
 
  ○この社長は30代の創業者、
   自分で独立してお店を始めた

  ○順調に売上げも増え固定客も付くようになった
 
  そしてその後、3店舗に増やしたそうです。
  社員数も増え、たしかに忙しくなりました。
 
  ところが、
 
  ○利益はぜんぜん増えない
  ○お金が残らない
 
  売上が増えて忙しくなったにもかかわらず
  なぜ利益が出ないのか、自分でもよくわからない
  そして、たまたま書店で見つけた
  「利益が見える戦略MQ会計(かんき出版)」を読んで、
  電話したとのことでした。  
 
 
 
■事例B
  もう一人の方からの電話、この方も創業者です。
 
  ○個人で事業を始めた
  ○売上げも順調に伸び、社員も8人まで増えた
  ○税理士からそろそろ会社にしたほうが良いといわれている
  ○会計の本も読んで勉強した
 
  しかし、「利益が見える戦略MQ会計」で出会い
  読んでみると、これまでの会計とは「ちょっと違う」
  決算書からMQ会計表を作ってみたいという内容です。
 
 
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■では、この事例を会計で考えてみようと思います。
 
  事例Aでは、
  「なぜ売上高が増えても利益は増えないのか」
  が、この社長にとって重要な問題になっているようです。
 
  しかし、
  「売上げが増えても利益が増えない」というのは結果です。
  「現象として表面化してきた」にすぎません。
 
  月次の試算表や決算書には、これらの現象が
  数字となって表れているにすぎないのです。
 
 
 
■では、経営者の方たちにとって決算書とは
  どういう位置付けなのでしょうか。
  おそらく、ひとそれぞれだと思います。
 
  ○決算書や会計は経営のなかで重要な位置づけ
   会計の仕組みをキチンと学ばなければ経営はできない
 
  と感じている社長もいるでしょうし、
 
  ○決算書は経営結果の確認に使うだけ
 
  と思っている社長など、さまざまです。
 
  いずれにしても、決算書や試算表に表れた時点で、
  それはすでに過去のことであり、
  そうなる前に手を打つことが
  社長にとってはもっとも重要な仕事のひとつです。
 
 
 
■では話を「事例A」に戻しましょう。
 
  事例Aで表面化してきたのは
  売上が増えて忙しくなったにもかかわらず
 
  ○利益はぜんぜん増えない
  ○お金が残らない
 
  です。
  しかし、もっと問題なのが
  「売上げが増えれば利益もキャッシュも増える」
  と社長が考えていることです。
 
  「売上げさえ増えれば経営はよくなる」と思っていることが
  問題の解決をややこしくしています。
 
 
 
■では、
  会計を学べばこの問題の本質にたどり着けるのでしょうか。
 
  答えは「No」です。
 
  会計というのは、
  結果を集計するための手法のひとつにすぎません。
  会計の世界では「利益=売上−経費」、
  利益を増やすには、
  売上(収益)を増やすか経費(費用)を減らすしかありません。
 
  しかし、これを社長が真剣に学んでも、
  今回の事例Aは解決できないのです。
 
 
 
■では、どうすればいいのでしょうか?
  同じ社長でも考え方はさまざまです。
 
  「今期は売上が増えたので利益が増えた」
 
  という社長と、
 
  「今期は計画どおり売上が増えたから利益が増えた」
 
  と考える社長との【差】だと思っています。
 
  ○将来会社をどうしたいのか
  ○そのためには何をどうすればいいのか
 
  を、明確にしながら(明確にするための訓練をしながら)
  経営に立ち向かっている社長との【差】だと、強く思います。
 
 
 
■会計でしかできない役割り、
  それは、この先どうするかを
  「経営全体の枠組みとして考えられること」です。
 
  具体的には
  「利益計画と資金計画」です。
 
  会計情報は
 
  「ここまで活用してはじめて経営に役立つ」
 
  のだと思っています。
  そしてその結果が「未来のB/S」につながっていきます。
 
  今回の事例Aでは、
  社長自身が会計を使って、
 
  「真剣に企業の将来(利益計画)に活用したいかどうか」
 
  です。
 
  それはMQ会計を学んでも同じことです。
  この先の経営(まずは利益計画)を
  社長自身が考えられるようになれば、
  そして、経営(業績アップ)に活用できれば
  MQ会計であろうと、フツーの会計であろうとどっちでもいいのです。
 
  ※MQ会計に出会い、このほうがわかりやすく
   社長方に適していると感じたので、私はMQ会計の研究を続け、
   世のなかに広めようと活動しています。
 
 
 
■では、会計をどのように経営に活用すればいいのかが
  よくわからない社長方は、
  つぎのように考えてみてはいかがでしょうか。
 
  ○会計(決算書)の仕組みではなく
   会計を使ってこの先を考えるような仕組みを考える
 
  それは具体的に、、、
 
  次回は、
  もう少し掘り下げてみたいと思います。
  お楽しみに。
 
 
 
■この二人は、
 
  なぜ、メールでなく電話だったのか
 
  それは、
 
  ○MQ会計はわかりやすい
  ○自分にもできそうだ
 
  そして、居ても立っても居られず
 
  ○これを使えば(学べば)、未来の数字がわかるようになるかもしれない
 
  と思ったからではないでしょうか。(あくまでも個人の感想です)
 
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