【マトリックス通信】 会計事務所でのある日の出来事

  ここは、職員が50名ほどいる大きな会計事務所です。
  ある日、A君が所長室に呼ばれました。

  ☆うちの事務所でも営業部隊を作ることにした。
   そこでA君には来月からそっちを担当してほしい。


  ★えっ、僕が営業ですか?
   これまで担当してきたお客様はどうするんですか?

  ☆それは心配しなくていい。B君に任せることにしたから。

  ★そんな、、、
   急に言われても、、、
   どうして僕が営業なんですか?
   これまで営業なんかやったことがありませんし、、、


  ☆不満かね。
   今、世の中の状況は知ってのとおり、
   倒産や廃業をする企業が増えている。

  ☆うちのお客様もここ数年で1割近く減少した。
   これまで営業なんかしなくても自然に売上は増えてきたが
   これからはそうはいかない。
   職員を減らすかお客を増やさないと
   事務所自体の経営ができなくなる。

  ☆そこでお客様からの信頼も厚いA君に
   営業部隊をまとめてほしいと思っている。
   あとのスタッフはこれからだが、
   来週まで考えておいてくれたまえ。


  ★これは決定事項ですか? 

  ☆そうだ、私の方針だ。

  ★・・・


A君は、これまで企業に出向いて 社長さん方と経営の話をし、
  決算書の解説は、どちらかといえば得意なほうでした。

  「社長さん、企業がこの先、利益を出し続けるためには
  売上を増やすか経費を削減するしか方法がないんですよ」


  A君はこれまでは「言う側の立場」でした。
  ところが今度は「売上を増やす側の立場」、
  「言われる立場」になるのです。

  「売上を増やせ!」とは言ってはみたものの
  「どうすればお客を増やせるのか?」など、
  これまで真剣に考えたことはありませんでした。 


A君に関するデータは次のとおりです。

  ○商業高校を卒業後、XX会計学院に入学した
  ○税理士を目指してこの会計事務所に入った
  ○営業の職に就こうなど、今まで本気で考えたこともない
  ○むしろ、営業が嫌いだから会計事務所を選んだ
  ○お客さまのために会計を勉強してきたわけではない
  ○独立しようという意識はなく
   税理士の資格を持っていれば「地位」と「収入が増える」
  ○会計事務所で税務会計の知識や実務を身につけ
   いずれは他の企業に「経理部長待遇」で
   再就職をしたいと思っている



企業は売上がないと成り立ちません。
  そしてそこからは「利益と現金」を生み出し続けなければなりません。
  営業部隊がいるかどうかは別として、企業にとって重要なのは

  ◎利益をもたらす【良質なお客様】を
   いかに増やし、そして売上を確保し続けることが
   【絶対に必要】なのです。

  もちろん会計事務所も同じです。
  しかし、これまでは所長先生の役割でした。

  税理士の資格をとっても独立しない人もたくさんいるなか、
  会計事務所を構えている人たちは【そうしたくて】独立しています。

  【税理士になる】のと【税理士事務所を構える】のとでは
  天と地ほどの差があるのです。


  もしかしたら、新規にお客様が増えたとしても
  会計事務所の職員たちにとっては、
  素直に喜べないのかもしれません。

  ☆このお客は誰が担当するの?
   給料が同じだったらこれ以上担当はしたくないな!



中小企業や小規模企業の社長たちは
  毎日、売上や儲け、キャッシュを増やすために
  必死になって仕事をし、考えています。
  しかし、ほとんどの社長は税務会計が苦手です。
  ですから高いお金を払って
  会計事務所に税務申告をお願いしているのです。

  税理士の方たちは、中小企業は【何のために決算書を作るのか】
  を、もう一度【真剣に】考えてほしいと思います。

  経営者のなかには
  税理士先生を頼りにしている社長が少なくありません。

   ◎企業が良くなるための
   ◎企業がこの先、儲けていくための
   ◎企業が明日からどうすれば良いのかの


  アドバイスを、真剣に求めている企業もあるのです。

   ☆どうして決算書は経営に使ってはいけないんですか?
   ☆どうして原価を下げても利益は増えないんですか?
   ☆会計的な発想ではどうして儲けられないんですか?
   ☆利益を創り出すってどういうことですか?

  中小企業の社長方はもちろん、
  税理士、会計事務所の職員の方たち
  それに営業担当者、現場の技術者の方たちへもオススメです。
  ⇒ ぜひこの本を読んで勉強してみてください。
 
 

 

 


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