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2010年06月17日

税理士にどちらの対応を望みますか?

 【税理士にどちらの対応を望みますか?】
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■□  戦略会計・DC・マトリックス会計
■□   社長のための会計学 【 マトリックス通信 】
■■   Vol.241 2010/06/17
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●おことわり

 今週配信予定の「資金繰りを科学する3」は、
 延期させていただきます。ご了承ください。

 「日次資金繰り表」のシミュレーションを行っていたところ、
 流動比率や自己資本比率など、決算書だけを見ていても到底わからないような、
 いろんなところが見えてきました。

 このテーマには、じっくりと取り組んでみたいと思います。
 しばらくお待ちください。

 参考までに、先週号はこちらです。
 http://www.its-mx.co.jp/magazine/backnumber/archives/2010/06/post_13.html

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■ある製造業での出来事。

 ベテランの経理担当者が辞めるのをきっかけに、
 MQ会計とマトリックス会計を導入し、
 これまで行ってきた経理業務を全面的に
 見直すことになりました。

 税務署のために時間を割いて行ってきた作業、
 たとえば、領収書を日付順にきれいにスクラップブックに貼ったり、
 給与台帳を見やすく並べ替えて整理したり、
 税務調査の際にわかりやすい摘要入力など、
 これらに費やしてきた作業時間を大幅に短縮し、
 余った時間は、この先の経営管理に必要なデータなどを
 作成するための時間に使います。

 それに伴って、会計処理の方法も楽になるように
 変更することにしました。

■担当の税理士にも「結果報告を」ということで、
 社長と一緒に税理士事務所に行ったときのことです。

 先方の担当者もまじえての打合せのあと、
 事務所の所長が、おもむろに言い出しました。

 「ベテランの経理担当者が変わるということは
  けっして良い傾向ではありませんな。」

 「きちんとした経営基盤を作るには
  きちんとした経理担当者をおく必要がありますからね。」

■何を言いたいのか、最初はよくわかりませんでしたが、
 だんだん話を聞いていくうちに、

   経理は経営にとって「かなめ」の部分、
   いつ辞められるかわからないような社員には
   任せるな。

   ある程度の会計知識をもった
   ベテランの経理部長がいなければ
   きちんとした財務体質は作れない

 ということのようなのです。

 そして「企業経営と財務会計のあり方」について
 話しを続けます。

 帰り際、社長がボソッとひとこと。
 「ほんとは、税理士を変えたいんだけどね、、、」

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■世の中にはいろんなタイプの税理士がいます。
 しかし、税理士を選ぶのは【社長自身】です。

 では、社長であるあなたは、
 今の税理士に対してどちらの対応を望みますか。


  A:税務調査の際、不合理な指摘などに対して
    戦ってくれる税理士
  B:税務署とはできるだけ争わないで、
    なんとか収めようとする税理士


  A:経理事務が忙しく、日々残業しているのを見て
    徹底的な事務の合理化を指導してくれる税理士
  B:税務調査の際に、指摘されないための資料を、
    あえて時間を割いても作成するように指導する税理士


  A:節税などを含めた税務のことだけに集中して
    指導をしてくれる税理士
  B:経営全般についてアドバイスしてくれる税理士


  A:いつ来るかわからない税務署のために、
    領収書や請求書の整理に時間を割く必要はないと指導する税理士
    領収書などは税務署以外には誰も見ないから
    輪ゴムで止めてダンボールに入れておくだけでいいという税理士

  B:税務署がいつ来てもいいようにと、普段から領収書や請求などを
    整理し保存するように指導してくれる税理士
    領収書はスクラップブックに日付順に貼り付け、番号を振って
    スムーズに税務調査が終わるように、と指導する税理士


  A:難しい処理であっても、経理担当者がひとりで処理できるように
    やり方を指導してくれる税理士
  B:経理担当者が大変なので、難しい処理はできるだけやってくれる
    税理士

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■経営分析、経営計画作成、予算管理
 部門別損益管理、原価管理、決算分析
 資金繰り予定、コスト削減、標準原価計算
 利益計画、変動損益計算書、経営者のための決算書の読み方

 なぜか

   ○これらのサービスを提供すれば、
    あるいは、やってあげれば、
    お客様である企業の社長は喜ぶ

 と、思い込んでいる会計事務所【も】多いようです。

 ところが、
 経営者の感覚から見ると、
 次のような、「マトはずれ」な指導内容が多いのも事実です。

   ○総資本利益率は最低でも○○%は必要
   ○売上高経常利益率20%を目指す企業にしよう
   ○経営指標で一番重要のなのは「経営安全率」
   ○経営安全率を高めるには
    「限界利益を増やす」ことと「固定費を減らす」
    ことが重要
   ○限界利益率を上げるには   
    変動費を少なくすることが先決
   ○自己資本比率と○○比率を見ているだけで
    つぶれない会社かどうかが分かる
   ○企業が利益を上げるためには
    限界利益を確保し、自己資本比率を高めることが必要

 このような決算分析や経営分析による税理士のアドバイスは、
 この先の経営には、ほとんど役に立ちません。

■中小企業の社長と税理士の会話


  <税理士>

   当期が赤字になった大きな原因は

   「売上高の低下に伴う限界利益の大幅な減少」と
   「人件費を含めた固定費の大幅な増加」

   この二つです。

   したがって翌期は売上を増やすことはもちろん
   大幅な経費削減が最優先課題ですね。


  <中小企業社長>

   先生はすぐに【経費削減】といいますが、
   うちの会社が利益を上げるためには
   先生に払っている決算報酬を引き下げることが最優先課題ですよ。


  <税理士>

   ・・・・・

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●企業は、どんなに儲けようとしても
 ある一定の限界を超えて利益を上げることはできません。

 これが企業の【制約】です。

 「これ以上は絶対に儲けられません」
 という【限界点】がどんな企業にも存在します。

 さてあなたの企業の限界点は、、、


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投稿者 ITS : 2010年06月17日 00:00