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2009年12月17日

会計事務所でのある日の出来事

 【会計事務所でのある日の出来事】
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■□  戦略会計・DC・マトリックス会計 
■□   社長のための会計学 【 マトリックス通信 】
■■   Vol.224 2009/12/17
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■ここは、職員が50名ほどいる大きな会計事務所です。

 ある日、A君が所長室に呼ばれました。


  ☆うちの事務所でも営業部隊を作ることにした。
   そこでA君には来月からそっちを担当してほしい。

  ★えっ、僕が営業ですか?
   これまで担当してきたお客様はどうするんですか?

  ☆それは心配しなくていい。
   B君に任せることにしたから。

  ★そんな、、、
   急に言われても、、、
   どうして僕が営業なんですか?
   これまで営業なんかやったことがありませんし、、、

  ☆不満かね。
   今、世の中の状況は知ってのとおり、
   倒産や廃業をする企業が増えている。

  ☆うちのお客様もここ数年で1割近く減少した。
   これまで営業なんかしなくても自然に売上は増えてきたが
   これからはそうはいかない。
   職員を減らすかお客を増やさないと
   事務所自体の経営ができなくなる。

  ☆そこでお客様からの信頼も厚いA君に
   営業部隊をまとめてほしいと思っている。
   あとのスタッフはこれからだが、
   来週まで考えておいてくれたまえ。

  ★これは決定事項ですか?

  ☆そうだ、私の方針だ。

  ★・・・


■A君は、これまで企業に出向いて

 社長さん方と経営の話をし、

 決算書の解説は、

 どちらかといえば得意なほうでした。


  「社長さん、企業がこの先、
   利益を出し続けるためには
   売上を増やすか経費を削減するしか
   方法がないんですよ。」


 A君はこれまでは

 「言う側の立場」だったのです。


 ところが今度は、

 「売上を増やす側の立場」、

 「言われる立場」になるのです。


 「売上を増やせ!」とは言ってはみたものの

 「どうすればお客を増やせるのか?」など、

 真剣に考えたことはなかったのです。   


■A君に関するデータは次のとおりです。


  ○商業高校を卒業後、XX会計学院に入学した

  ○税理士を目指してこの会計事務所に入った

  ○営業の職に就こうなど、今まで本気で考えたこともない

  ○むしろ、営業が嫌いだから会計事務所を選んだ

  ○お客さまのために
   会計を勉強してきたわけではない

  ○独立しようという意識はなく
   税理士の資格を持っていれば「地位」と「収入が増える」

  ○会計事務所で税務会計の知識や実務を身につけ
   いずれは他の企業に「経理部長待遇」で
   再就職をしたいと思っている


■企業は売上がないと成り立ちません。

 そしてそこからは

 「利益と現金」を生み出し続けなければなりません。


 営業部隊がいるかどうかは別として、

 企業にとって重要なのは

 利益をもたらす【良質なお客様】を

 いかに増やし、そして売上を確保し続けることが

 【絶対に必要】なのです。


 もちろん会計事務所も同じです。


 しかし、

 これまでは所長先生の役割でした。


■税理士の資格をとっても

 独立しない人もたくさんいるなか、

 会計事務所を構えている方たちは

 【そうしたくて】独立しています。


 【税理士になる】のと【税理士事務所を構える】のとでは

 天と地ほどの差があるのです。


 もしかしたら、

 新規にお客様が増えたとしても

 会計事務所の職員たちにとっては、

 素直に喜べないのかもしれません。


  ☆このお客は誰が担当するの?
   給料が同じだったらこれ以上担当はしたくないな!


■中小企業や小規模企業の社長たちは

 毎日、売上や儲け、キャッシュを増やすために

 必死になって仕事をし、考えています。


 しかし、ほとんどの社長は

 税務会計が苦手です。


 ですから高いお金を払って

 会計事務所に税務申告をお願いしているのです。

 税理士の方たちは、


 中小企業は【何のために決算書を作るのか】
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 を、もう一度【真剣に】考えてほしいと思います。


■経営者のなかには

 税理士先生を頼りにしている社長が少なくありません。


   ◎企業が良くなるための

   ◎企業がこの先、儲けていくための

   ◎企業が明日からどうすれば良いのかの


 アドバイスを真剣に求めているのです。


   ☆どうして決算書は経営に使ってはいけないんですか?

   ☆どうして原価を下げても利益は増えないんですか?

   ☆会計的な発想ではどうして儲けられないんですか?

   ☆利益を創り出すってどういうことですか?


 中小企業の社長方はもちろん、

 税理士、会計事務所の職員の方たち

 それに営業担当者、現場の技術者の方たちへもオススメです。


 ぜひこの本を読んで勉強してみてください。


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投稿者 ITS : 2009年12月17日 00:00