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2009年08月05日
(最終回)1000・30・10の「思考制約」
【最終回)1000・30・10の「思考制約」】
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■□ 戦略会計・DC・マトリックス会計
■□ 社長のための会計学 【 マトリックス通信 】
■■ Vol.212 2009/08/05
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■6月24日(水)の夕方、
会社から電話がかかってきました。
「2時過ぎ以降の
ホームページへのアクセスが異常に増えている」
というのです。
ちょうど出張中でしたので、
夕方、ホテルについてから確認しました。
原因は、
なんと、、、
■【1000・30・10の「思考制約」】というテーマで
前回まで2回に渡りお送りしてきましたが、
今週は「最終編」です。
まだご覧になっていない方はこちらを先にお読みください。
☆Vol.209 【1000・30・10の「思考制約」】
⇒ http://www.its-mx.co.jp/magazine/backnumber/archives/2009/06/10003010.html
☆Vol.210 【続)1000・30・10の「思考制約」】
⇒ http://www.its-mx.co.jp/magazine/backnumber/archives/2009/07/10003010_1.html
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■前回は、
実際にこのクニマツ総業で示された数値をもとに
以下の条件でMQ会計表を作成してみました。
○社長を含めて総勢17名と仮定
○社員一人あたりの年間粗利益は1,000万円
○粗利益率は30%
○営業利益率は10%
○Gは「あえて」営業利益とする
[P:33,340千円・V:23,340千円・M:10,000千円]
×
[Q:17人]
=
[PQ:566,780千円・VQ:396,780千円・MQ:170,000千円]
[F:113,322千円・G:56,678千円]
※MQ会計のイメージはこちらです。
http://www.its-mx.co.jp/mxkaikei/a7_1.php
■国松社長が経営判断において犯した大きなミスは、
○解体物件の工事件数にはまったく触れていない
○率だけで経営判断
○「すべての客先の単価が15%ダウンした場合」の損失を
「作業時間を15%以上削減した工程」でカバー
しようとしている
そして最大の問題。
☆「すべての客先の単価が15%ダウン」したら、
クニマツ総業ははたして経営を続けることが
できるのでしょうか。
■すべての客先の単価が15%下がった場合、
単価構造が変わります。
実はここが【もっとも】重大な問題なのですが、
国松社長はこれに気が付きませんでした。
☆これまでの単価構造
[P:33,340千円・V:23,340千円・M:10,000千円]
☆15%下がった場合の単価構造
[P:28,339千円・V:23,340千円・M:4,999千円]
■ではこの単価に数量Q、
つまり、
クニマツ総業の場合は社員数17名を
掛け算してみましょう。
[P:28,339千円・V:23,340千円・M:4,999千円]
×
[Q:17人]
=
[PQ:481,763千円・VQ:396,780千円・MQ:84,983千円]
[F:113,322千円・G:▲28,339千円]
なんと一気に赤字 2,800万円まで落ち込んでしまいました。
「すべての客先の単価が15%ダウンした場合」の損失は
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「作業時間を15%以上削減した」程度では
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
決してカバーなどできないのです。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
国松社長が下した経営判断は【誤っていた】のです。
■今回のクニマツ総業では
経営データが少なかったため、社員数を数量Qとして
計算してみましたが、
自社の収益構造を分析する場合には
数量Qは、もちろん【解体工事の物件数】です。
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■ということで、
決算書に「数量Q」の情報を加えてやるだけで
今まで見えなかった収益構造の本質が見えてきます。
これは、
社長にとって【興味があるか】どうか、
などという問題ではありません。
もし、あなたが社長であれば、
自社の【収益構造】の本質を知らないまま、
もっと言えば、
過去3年~5年の実態、つまり、
企業の収益構造を、
キチンと分析、把握しなまま経営を続けたら、
この先の経営判断を大きく誤ってしまうかもしれないのです。
■会計の苦手な社長はもちろん、
会計が得意な社長もぜひご参加ください。
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⇒ http://www.its-mx.co.jp/toiawase/mx_book.php
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⇒ http://www.its-mx.co.jp/mxpro/b9_2.php
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⇒ http://www.its-mx.co.jp/mxpro/b9_1.php
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http://www.its-mx.co.jp/magazine/backnumber/backnumber2.php
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投稿者 ITS : 2009年08月05日 00:00