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2009年06月29日

1000・30・10の「思考制約」

 【1000・30・10の「思考制約」】 
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■□  戦略会計・DC・マトリックス会計 
■□   社長のための会計学 【 マトリックス通信 】
■■   Vol.209 2009/06/29
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■6月24日(水)の夕方、

 会社から電話がかかってきました。

  「2時過ぎ以降の
    ホームページへのアクセスが異常に増えている」

 というのです。

■ちょうど出張中でしたので、

 夕方、ホテルについてから確認しました。


 なんと、原因は、、、

 あるメルマガに、「マトリックス会計」の記事が載っていて

 私のホームページへ

 リンクが貼ってあったのです。


 そのメルマガの【原文】はこちらです。

 http://archive.mag2.com/0000041796/20090624140000000.html 


 【注意】
  このメルマガに出てくる
  1000、30、10(セン、サンジュウ、ジュウ)という数字の意味。

   ○社員一人あたりの年間粗利益の目標額は1,000万円
   ○会社の目標粗利益率は30%
   ○売上高に占める営業利益率は10%

■ところが、

 問題はここからです。

 メルマガに書かれている内容は

 【あきらかに】間違っているのです。


 以下はこのメルマガから引用したものです。
 (「★」は、私が付けたコメントです)
-------------------------------------------------------------

●国松は黒板に絵を描いた。

 それは、マトリックス会計の絵だった。

   ★「マトリックス会計の絵」は誤りです。
    正しくは「MQ会計表の絵」です。
    {※四畳半では狭くてワルツは踊れません!? (^^;}

 P=V+M(価格=変動単価+粗利益単価)
 PQ=VQ+MQ(売上=変動費+粗利益)
 MQ-F=G(粗利益-固定費=営業利益)

   ★「PQ=VQ+F+G」は「企業方程式」と呼ばれ
    株式会社西研究所の登録商標です。

   ★MQ-F=G(粗利益-固定費=営業利益)は誤りです。
    【あえて】言うなら「営業利益」ではなく「経常利益」です。

 それを図にするとこんな感じになった。
 http://www.its-mx.co.jp/mxkaikei/a7_1.php

   ★このリンクが今回、アクセスが異常に増えた原因です。

●そして国松は言った。

 みんなが考えていることは、F(固定費)を下げてG(営業利益)を
 ひねり出すこと。
 つまり『1000、30、10』のうち「10」を確保するための作戦だけを考
 えているわけだ。
 そんな作戦をどれだけ展開したところで、一人あたり粗利益1000万円
 にはならないし、粗利益率30%の達成にはなんら貢献しない。
 大切なことは、MQ(粗利益)の額と率をどうやって確保するかという
 ことだ。わかるか?

   ★重要なのはMQの額、つまりMQという札束をどうやってかき
    集めるか、です。粗利益率は結果にすぎません。もちろん粗利
    益率は重要です。しかし経営の目的は、粗利益率を確保する(
    上げる)ことではありません。

●みんなの顔をみると、社員はあまりわかっていないようだった。ナ
 ンバー2の丸山だってどの程度理解しているか。

 「言葉を変えて説明するぞ、よく聞け。ここんとこ分からんようじゃ、
 ビジネスできんし、出世もできん。ということは給料も上がらんぞ。
 そんなオヤジじゃ、せがれもむすめも、かみさんも付いてこんぞ。彼
 女からも愛想つかされるぞ。だから、頭によ~くたたきこんどけ」

 ここで30分ほど時間をかけてマトリックス会計の説明をした。そのお
 かげで社員はおおむね、この図式の構造を頭にたたきこむことができ
 たようだ。

   ★国松社長が説明したのはマトリックス会計ではなくMQ会計で
    す。ただし、この話ではMQ会計の本質には【まったく】触れ
    られていません。このメルマガの筆者もMQ会計の本当のスゴ
    サを知らないまま、表面的な説明しかしていない点が、残念で
    なりません。

●国松は言う。

 「以上のことを前提にして、もう一回聞く。一部の客先の値下げ要求
 をうちが飲みながらも、『1000、30、10』を達成するために、おれた
 ちがやらなきゃならんことは何か?改めてアイデアをメモに書き出し
 てみてくれ」

●その後、社員から出てきたアイデアは一部上場企業の幹部達が出す
 アイデアと比べても遜色ないものになった。

 ・MQ率(粗利益率)を上げるためにはVQ率(変動費率、原価率)を下
  げましょう。当社にとっての原価とは、一部、下請け業者も使って
  はいるが、大半は社員の労務費。

   ★「MQ率(粗利益率)、VQ率(変動費率、原価率)」は誤りです。
    正しくはそれぞれ「m率(エムリツ)」と「v率(ブイリツ)」
    です。

  ということは、社員の給料を引き下げるか、もしくは社員の作業効
  率をあげることで原価の低減になる。
  俺たちの給料は下げて欲しくないので、作業時間を短縮する方法を
  開発する必要がある。
  また、すべての客先の単価が15%ダウンになってもあわてないように、
  作業時間の15%以上削減を目指した工程計画を組む。
  そのためのきめ細かい行程管理や作業方法を一ヶ月以内に完成させ
  る。


【以上、引用部分は終了】
---------------------------------------------------------------

■一般的に会計の世界では「率」を重要視する傾向にあります。
 会計人や経理マン、銀行マンは

   ○粗利率を上げろ
   ○そのために原価率(変動費率)を下げろ

 という言い方をします。


 では、「変動費率を下げる」とは、
 具体的にどういうことなのでしょうか。

 「仕入先を叩く、大量仕入れをしてコストを下げる、、、」

 このような発想が、まさに【会計的な発想】なのです。

■会計の世界では【正しい】あるいは【常識】とされている

   ○コスト(原価)を下げると利益は増える
   ○利益率を上げる(変動費率を下げると)と利益が増える

 は、MQ会計で科学的に考えれば、

   ○増える場合もある

 つまり、

   ○会計学(原価計算論)上のコスト(原価)と
    利益の間にはなんら相関関係はありません。

 というのが正しい表現になるのです。

■今の会計には数量がありません。
 そのため、

      ○売上を増やせ
      ○コスト削減
      ○利益率アップ

 のように、
 科学的(数学的)根拠がない表現しかできません。

 実は、

 「単価が15%ダウンすること」と「作業時間15%以上削減する」
 ことは、利益アップに対して、なんの相関関係もないのです。

■このメルマガに登場する国松社長の

 ○「上ノ澤組の単価が15%下がっても『1000、30、10』は絶対死守する。
  世間が不況だからといって、うちもそれに巻きこまれるつもりはない。
  客先のコストダウンにはうちもコストダウンで対応したい。どうした
  らこれからも『1000、30、10』が達成できるか、、、

 このような考え方が【方針制約】となってしまい
 この先の多くのアイデアや戦術を生まれにくくしているのです。

 MG(マネジメントゲーム)を通して、
 MQ会計を学んできた人たちから見れば、

  「売上を上げろ!、経費削減!、利益率確保!」

 は、会計上の単なる「数値の遊び」にしか聞こえないのです。

■では、ここで、

  【国松社長の決定的な間違い】

 を指摘したいと思います。

 それは次の部分です。


 ○MQ率(粗利益率)を上げるためにはVQ率(変動費率、原価率)を下
  げましょう。当社にとっての原価とは、一部、下請け業者も使って
  はいるが、大半は社員の労務費。

 ○ということは、社員の給料を引き下げるか、もしくは社員の作業効
  率をあげることで原価の低減になる。

 ○また、すべての客先の単価が15%ダウンになってもあわてないように、
  作業時間の15%以上削減を目指した工程計画を組む。


 もし、このような感覚で経営を行っているとしたら、

 【大変なこと】になってしまいます。

 残念ながら、そこには「科学的な経営」は存在しないのです。

■次週は、

 実際にこのクニマツ総業で示された数値をもとに

 MQ会計を使って検討してみようと思います。

 ご期待ください。

-------------------------------------------------------------

■ということで、

 多くの方にMQ会計の本質を伝えなければ、

 と思い、

 今年の秋に【本】を出すことにしました。


 西順一郎先生、名古屋の税理士米津晋次氏、

 そして私、宇野寛の共著です。

■それまで待てない!?

 ○MQ会計が始めて、

  という方には、「儲けるための会計入門編」です。

  MQ会計とはどんな会計なの?

  マトリックス会計って何ですか?

  お申し込みはこちらから

  ⇒ http://www.its-mx.co.jp/mxpro/b7_1.php


 ○MQ会計の本質をもう少し学んでみたい!

  という方にはこちらがオススメです。

  西順一郎先生との共著、

  会計はなぜ、マトリックスがいいのか?

  ⇒ http://www.its-mx.co.jp/toiawase/mx_book.php


 ○実践!戦略MQ会計【セミナー編】

  ⇒ http://www.its-mx.co.jp/mxpro/b9_2.php


 ○自社の決算書からMQ会計表を作成して

  本当の収益構造を分析したい!

  という方はこちらをご覧ください。

  ⇒ http://www.its-mx.co.jp/mxpro/b9_1.php

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※【 マトリックス通信 】バックナンバーのご案内
 http://www.its-mx.co.jp/magazine/backnumber/backnumber2.php

▼ご意見、ご感想をドシドシお寄せください。次回もお楽しみに。

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【発行責任者】宇野 寛  uno@its-mx.co.jp
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 改変せずにご利用ください。

投稿者 ITS : 11:04

2009年06月19日

愛媛松山・だからことば

 【愛媛松山・だからことば】 
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■□  戦略会計・DC・マトリックス会計 
■□   社長のための会計学 【 マトリックス通信 】
■■   Vol.208 2009/06/18
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■先々週から

 「テキトー税理士が会社を潰す」

 という本をテーマにお送りしています。


 ☆Vol.206 テキトー税理士が会社を・・・
  ⇒ http://www.its-mx.co.jp/magazine/backnumber/archives/2009/06/post_217.html


 ☆Vol.206 続・テキトー税理士が会社を・・・
  ⇒ http://www.its-mx.co.jp/magazine/backnumber/archives/2009/06/post_218.html

■先週は、予想外にたくさんのメールをいただき

 ありがとうございました。


 あまりに反応が多かったので、

 近日中に続編、パート3を計画中です。

 ご期待ください。

■引き続き、ご感想、ご意見を募集します。

 
 税理士の方、大歓迎!

 このメルマガで紹介させていただける場合には、

 実名か匿名希望かをお知らせください。


 経営者の方は

 経営者の視点からの感想を【ぜひ】お願いします。

 ☆メールの宛先は、ITS宇野 寛 uno@its-mx.co.jp

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■今週は、ちょっと一息、

 愛媛の松山から、岡山へ移動中の電車内で書いています。

 本日の目的地は石川県の金沢です。


 今回の【旅】は、

 6月7日の日曜日に山形を出発しました。


 今年秋に出る「新しい本」の打合せで東京の出版社に寄り、

 川崎溝の口、広島、福岡久留米での「実践!戦略MQ会計セミナー」、

 そして松山、金沢、東京経由で

 6月22日月曜日までの15泊16日の出張です。

■今週は四国、愛媛県の松山の話です。


 松山市内には路面電車が走っています。

 朝、ホテルを出ると目の前が「電車みち」です。

 松山は、

 道後温泉、松山城、

 そしていまはちょうど「坂の上の雲」。

■街の中には、

 古い電車から最新型の電車までいろいろ。


 ふと、電車の横を見ると

 上のほうに大きな字で何か書いてあります。


   ☆みんなおるけん、大丈夫やし。


 「ほほう、おもしろいな。松山弁で書いてあるんだ!」

 最初はそう思いました。


 反対車線にまた新しい電車が来ます。

 やはり何か書いてあります。


   ☆いろんな子

    いっぱいおって

    かまん かまん

■今日は、

 ある会社で、

 全社員参加による「戦略MQ会計・実践!研修会」です。

 ちょうどそのとき、迎えの車が来ました。


 どうしても気になってしかたがありません。

 講義のときに社員の方にたずねると


   ☆???


 誰も知らない様子。


 というか、、、

 電車には興味がないのでしょう。

 毎日見慣れているのですから無理もありません。

■帰り際にいただいた愛媛銀行の封筒、

 ホテルに着いてから見てみると


   ☆恋し、結婚し、

    母になったこの町で、

    おばあちゃんに

    なりたい!


 と、大きく書かれています。

 「えっ、なんだ、これは?!」


 そして封筒のすみのほうに小さな字で

 次のように書いてあるのを見つけました。

 ※この「ことば」は、松山21世紀委員会主催
  「だからことば」大募集の入賞作品です。

■「だからことば」?


 早速、インターネットで調べてみると

 どうやらこれが最優秀作品で、

 「歌」にまでなったようです。


 翌日、

 新型電車が来るたびに、

 何が書かれているのか気になってしょうがありません。


 メモしましたので紹介します。


   ☆君の速さで歩(ゆ)けばいい。

   ☆あなたと話すとココロが笑う

   ☆そんなポンコツなあなたが だーい好き!

   ☆ピカソはピカソ 私は私

   ☆始まりは・・・いつも小さい

■いかがでした?【だからことば】

 おそらくほんの一部でしょうが、

 残念ながら今回はここまで。


 7月にはまた松山に行きます。

 次回の課題が見つかりました。(^^;

■私、宇野寛は日本全国を旅しています。

 日程が合えば【ついでに】寄りますよ。(^^
 ご希望の方はお気軽にメールください。

   ITS宇野寛 uno@its-mx.co.jp

■今年の1月、出張中に
 税務署から会社に電話がかかってきました。

 「税務調査に伺いたいのですが、、、」


 さて、その結末は、、、

 近日中にこのメルマガで紹介したいのですが、

 メルマガではなかなか書けない【調査官とのバトル】もあって

 内容を吟味、検討しています。

 税務署が見てると困るので、、、(^^;;

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  【利益を作り出す、実践!戦略MQ会計】公開講座のご案内
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

●社長が知りたいのは

 「明日からどうなる! この先どうする?」
 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 ☆★ 実践!戦略MQ会計セミナー ★☆

   ○ 6月23日(火)山形

 詳細は ⇒ http://www.its-mx.co.jp/mxkaikei/a9_6.php

 お申し込みは今すぐこちらからどうぞ。

   ⇒ http://www.its-mx.co.jp/mxkaikei/a9_4B.php

●セミナーに参加できない方のために
 会場で配布しているテキスト小冊子を販売いたします。
 送料、税込みで600円です。

 詳しくはこちらをご覧ください。

   ⇒ http://www.its-mx.co.jp/mxpro/b7_1.php

 セミナーを紙芝居形式でまとめたCD-ROMは
 こちらです。

    ⇒ http://www.its-mx.co.jp/mxpro/b9_2.php

 どうぞご利用ください。


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投稿者 ITS : 10:43

2009年06月11日

続・テキトー税理士が会社を・・・

 【続・テキトー税理士が会社を・・・】 
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■□  戦略会計・DC・マトリックス会計 
■□   社長のための会計学 【 マトリックス通信 】
■■   Vol.207 2009/06/11
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■今週は『実践!戦略MQ会計セミナー』真っ只中

 6月9日(火)は川崎溝の口を無事終了し
 本日11日(木)は広島、そして明日12日(金)は福岡久留米、
 最終は6月23日(火)の山形です。

 これまで参加された多くの方たちから
 ご意見やご感想をいただきました。


   ☆実践事例が多くとても分かりやすかった。

   ☆丸1日のセミナーにもかかわらず、
    こんなに眠くならないセミナーは初めて。

   ☆飽きさせないセミナーの進行方法に感心しました。

   ☆この価格でここまで話すの?

   ☆すぐにでも実践できるヒント、
    気づきが多くとても濃い内容のセミナーでした。

   ☆利益を増やすためのアイデアをいただき感謝します。


 そして何よりも多くの方たちから【実践】していただきました。
 これまでご参加いただいた方がたに心から御礼申し上げます。

■誠に残念ですが、
 今回のセミナーツアーで一旦区切をつけたいと思います。
 そしてまた新たな企画でMQ会計をご紹介したいと思います。


 ☆★ 実践!戦略MQ会計セミナー ★☆

   ○ 6月 9日(火)川崎溝の口【満員御礼】
   ○ 6月11日(木)広島【本日開催・定員に達しました】
   ○ 6月12日(金)福岡久留米【まだ間に合います】
   ○ 6月23日(火)山形【受付中】

  詳細はこちらをご覧ください。
   ⇒ http://www.its-mx.co.jp/mxkaikei/a9_6.php

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■先週から

 「テキトー税理士が会社を潰す」

 という本をテーマに

 お送りしています。


 今週はその続編です。

 先週号をまだご覧になっていない方は

 こちらを先にお読みください。

 ⇒ http://www.its-mx.co.jp/magazine/backnumber/archives/2009/06/post_217.html


 早速、感想をお寄せいただきましたので紹介します。

 今回はすべて「匿名」にさせていただきます。


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●(中小企業社長)

 私は経営者です。この本はすでに読んでいました。
 私が依頼している税理士にはない部分が、多数ありました。
 こんな税理士もいるのか? と驚いた反面、
 冒頭の次の部分についてはいかがなものか? 疑問に思います。

  『私は税理士である。
   14年間にわたり、中小企業経営者と共にこの不況と戦い、
   ほとんどの企業を黒字に導いてきた。
   その経験を生かし、あなたの会社も黒字化する。
   これが本書の狙いだ。』

 そして最後は「祈り」。黒字にするのは決して税理士ではありません。
 私たち経営者の仕事です。

●(税理士)

 この本に書かれている「テキトー税理士」という表現については、
 「ちょっと言い過ぎ?」という感じはしますが、
 これくらい言わないと分からないかな、という気もします。

 ただ、TKCがあまりにも前面に出過ぎていて、
 TKCシステムがいかにも「正義」という内容には
 賛同しかねます。

 でも「なるほど」と思えるような部分も結構ありましたね。
 経営者の皆さんが読まれたのであれば、
 ご自身が依頼している税理士が「まともな方」なのかを
 確認してみる良い機会かもしれません。

■そのほかにもご意見をいただきました。

 ○TKCを前面に押し出し、
  手法を押しつける内容に幻滅。(税理士)

 ○税理士や会計士だけが読む本ではない。
  企業経営者に向けた構成になっている。(中小企業社長)

 ○我々税理士業界に波紋を投げかける良いきっかけだ。(税理士)

 ○私だけが「正しい税理士」、他はみんな「テキトー税理士」。
  TKCの税理士だけが「マットー」という内容に
  憤りを感じた。(税理士)

 ○この本は中小企業の社長が読むべき1冊。
  お客である我々から税理士を教育しなければ
  いつまでたっても「先生」なのかもしれません。(中小企業社長)

 ○税理士のこれからのあり方を考えるのに
  絶好の書だと感じた。(税理士)

■予想外に多くの感想をいただき驚いています。

 ご協力いただいた読者の皆さま、ありがとうございました。


 私がこの本を読んで一番【おかしい】と思ったところは

 次の一節でした。


   例えば、ある企業が前年比125%の売上をたたき出したとしよう。
   創業間もない若い会社には、このような急性長はよくあることだ。
   しかし、たった1年で約25%も会社が大きくなったのである。
   ほかの中小企業がバタバタと潰れているなか、
   生き残っているだけでも立派なのに、売り上げ増。
   すごい。素直にそう思えるケースだ。

   ところが、である。
   売上げ増の一方で、人件費が前年対比135%まで増えていた。

   これはおかしい。

   この会社は、いわゆる"人が資本"の会社だ。
   材料費がかさむわけでも、在庫が余るわけでもない。
   設備投資も必要ない。だったら、人件費が増えた分以上に、
   売上げが増えていないといけないのだ。

   しかし、人件費の伸びが、売上高の伸びを上回ってしまった。
   これは、例えば従業員の数を増やしたぶん、
   売上げが伸びたのはいいが、「期待した以上には」
   伸びていないことを意味する。

   ここに経営助言をする余地があるわけだ。

■これをまとめると


  ○売上高が前年比125%に対し人件費は135%増

  ○"人が資本"の会社では人件費が増えた分以上に
   売上げが増えていないといけない

  ○これはおかしい

  ○ここに経営助言をする余地がある

■おそらく、

 これまで経験した過去の事例なのかもしれません。

 では、「人が資本の会社」とは

 どんな会社なのでしょうか。


 真っ先に思い浮かぶのが

 「会計事務所」なのです。

■この先、事務所拡大のために

 先を見込んで人を採用した状況で、

 人材投資や教育投資を積極的に行っている会計事務所が、

   ☆これはおかしい!

 といわれているのです。


 もしかして、

 これは、

 税理士への挑戦なのかも、、、

 と、思ってしまいます。(^^

■『あなたの会社も黒字化する。』

 と【堂々】と言っておきながら、

 この事例には【金額】はまったく出てきません。

 【比率】だけで経営を語っているのです。


 比率重視の経営分析、経営助言は

 税理士である以上

 逃れられない【制約】なのかもしれません。

■はたして、

 この税理士が行う【経営助言】とは、

 どんな内容だったのでしょうか。

 一番聞きたいこの部分の記載がないのがとても残念でした。


 経営は【率】ではなく【額】であることを

 もっと多くの税理士の方たちに分かって欲しいと思います。

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●日本人には教えるな!」

 長い間、封印されてきた

 『TOC(Theory Of Constraints 制約条件の理論)』が、

 2001年5月、

 【ザ・ゴール】という本で日本に初めて公開されたとき

 多くの企業が衝撃を受けました。


    ○たったこれだけで

    ○設備投資もしないで

    ○仕掛、製品在庫が激減し

    ○残業が大幅に減り

    ○利益が数倍に!?

■すぐに効果が出るのがTOCの特徴です。

 TOCは【劇薬】です。
 ~~~~~~~~~~~~~~
 使い方を間違わなければ【特効薬】になります。
 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 今回、山形と広島で

 【衝撃的なTOCセミナー】を

 開催することになりました。


 県外からの参加も大歓迎!

 なぜなら、


   ○交通費を払ってでも絶対にお徳
    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 だからです。


-------------------------------------------------------------

 【講 師】
   株式会社ソフトパワー研究所 所長 清水 信博 氏


 【山形会場】
   2009年6月19日(金)~20日(土)

   ●お問合せ先
    株式会社旭会計事務所 松田・斉藤
    山形市東原町2-1-27 (Tel:023-631-6521)

    TOCセミナーの詳細はこちら
    ⇒ http://asahi-kaikei.com/bulletin+index.page+article+storyid+256.htm

    お申込みはこちらからどうぞ
    ⇒ http://asahi-kaikei.com/eguide+event.eid+26.htm


 【広島会場】
   2009年6月27日(土)~28日(日)
   初 日 10:00~20:00(9:30より受付)
   2日目  9:00~17:00

   ●場所
    神田山荘(神田山天然温泉)
    広島市東区牛田新町1-16-1 
    TEL. 082-228-7311

   ●受講料
    お一人様 48,000円 (宿泊費・交流会費を含む)

   ●もちもの
    電卓、筆記用具(鉛筆、消しゴム、赤ボールペンも)、
    パソコン、洗面要具(タオル、宿泊用具は不要)
    ※軽装でご参加下さい

   ●お問合せ先
    有限会社ケイトクマンション
    中小企業診断士 慶徳 晴司
    TEL. 082-284-3465 MAIL seiji.keitoku@nifty.com

    詳細はこちらをどうぞ(pdfファイル)
    ⇒ http://www.its-mx.co.jp/Hiroshima0627_TOC.pdf

    ホームページからのお申し込みはこちらから
    ⇒ http://www.its-mx.co.jp/mxkaikei/a9_9A.php

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投稿者 ITS : 00:00

2009年06月05日

テキトー税理士が会社を・・・

 【テキトー税理士が会社を・・・】 
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■□   社長のための会計学 【 マトリックス通信 】
■■   Vol.206 2009/06/05
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■来週から『実践!戦略MQ会計セミナー』が始まります。

 6月9日(火)は川崎溝の口、
 11日(木)は広島、そして12日(金)は福岡久留米、
 最終は6月23日(火)の山形です。

 これまで参加された多くの方たちから
 ご意見やご感想をいただきました。


   ☆実践事例が多くとても分かりやすかった。

   ☆丸1日のセミナーにもかかわらず、
    こんなに眠くならないセミナーは初めて。

   ☆飽きさせないセミナーの進行方法に感心しました。

   ☆この価格でここまで話すの?

   ☆すぐにでも実践できるヒント、
    気づきが多くとても濃い内容のセミナーでした。

   ☆利益を増やすためのアイデアをいただき感謝します。


 そして何よりも多くの方たちから【実践】していただきました。
 これまでご参加いただいた方がたに心から御礼申し上げます。

■誠に残念ですが、
 今回のセミナーツアーで一旦区切をつけたいと思います。
 そしてまた新たな企画でMQ会計をご紹介したいと思います。

 参加をご検討の方はぜひこの機会にお申込みください。
 今後の経営において多くのヒントが含まれていますよ。(^^


 ☆★ 実践!戦略MQ会計セミナー ★☆

   ○ 6月 9日(火)川崎溝の口
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■今週は、ある本から抜粋した文章の一部を紹介します。


  ○例えば、ある企業が前年比125%の売上をたたき出したとしよう。
   創業間もない若い会社には、このような急性長はよくあることだ。
   しかし、たった1年で約25%も会社が大きくなったのである。
   ほかの中小企業がバタバタと潰れているなか、
   生き残っているだけでも立派なのに、売り上げ増。
   すごい。素直にそう思えるケースだ。

  ○ところが、である。
   売上げ増の一方で、人件費が前年対比135%まで増えていた。

   これはおかしい。

   この会社は、いわゆる"人が資本"の会社だ。
   材料費がかさむわけでも、在庫が余るわけでもない。
   設備投資も必要ない。だったら、人件費が増えた分以上に、
   売上げが増えていないといけないのだ。

  ○しかし、人件費の伸びが、売上高の伸びを上回ってしまった。
   これは、例えば従業員の数を増やしたぶん、
   売上げが伸びたのはいいが、「期待した以上には」
   伸びていないことを意味する。

  ○ここに経営助言をする余地があるわけだ。


■実はこの文章、

 もうすでにお読みになった方もおられると思いますが、

 2009年1月に幻冬舎から出版された

  『テキトー税理士が会社を潰す』

 という本から引用したものです。

 著者は税理士の山下明宏さんです。

 タイトルが面白そうだったので読んでみました。


■「はじめに」には次のように書いてあります。


  ○私は税理士である。
   14年間にわたり、中小企業経営者と共にこの不況と戦い、
   ほとんどの企業を黒字に導いてきた。
   その経験を生かし、あなたの会社も黒字化する。
   これが本書の狙いだ。

  ○しかし、もうひとつ、大切な狙いがある。
   世にはびこる、"テキトー税理士"たちを滅ぼすことだ。
   彼らは、中小企業を食い物にし、破滅させる。
   私は本書を、彼らへの挑戦状のつもりで書いた。

  ○私は正しい税理士の姿を、中小企業経営者に伝えたい。
   そしてあなたの力を借りたい。
   この世から、中小企業に巣くうテキトー税理士を、
   追放してもらいたいのだ。

  ○そう、あなたはまだ、本当の税理士の姿を知らないのである。
   さて、あなたの隣にいる税理士は、どちらだろうか。
   テキトーか? それとも?


 本編もまさに、

 挑戦状をたたきつけられたかのような文章の連続です。


  ○第1章 中小企業を食い物にするテキトー税理士たち

  ○第2章 業績を伸ばすも落とすも税理士次第だ!

  ○第3章 税理士と筋肉質な企業をつくれ


■ではこの本でいっている「テキトー税理士」とは

 どのような税理士なのでしょうか。

 43ページに次のようなことが書いてあります。

 【(3)たった5.6%のまともな税理士に出会う4つの方法】


  ○なにせ目の前には、まともな税理士は、
   税理士全体のわずか5.6%しかいない、という現実がある。

  ○ここで、まともな税理士の算出方法を紹介しておこう。
   税理士が関与する企業は、全国で240万社
   (国税庁の実績評価 平成19事務年度)。
   そして、日本税理士連合会に登録している税理士は
   7万1000人だ。これをもとに、税理士一人当たり33.8社の
   関与先を持つと仮定する。

  ○一方、税務監査証明書を添付できている企業は13万6800社
   (国税庁の実績評価 平成19事務年度)。
   詳しくは後述するが、「税務監査証明書の添付」とは
   まともな税理士の標準業務のひとつであり、
   テキトー税理士には絶対に不可能なこと。

  ○では、まともな税理士が何名いれば、13万6800社すべてに
   税務監査証明書を添付できるかどうか、というと4047名。
   税理士7万1000人のうち、わずか5.6%、ということになる。


■決してこの本を薦めているわけではありません。

 この本を読み終わって、、、

 実は、

 ものすごく複雑な気持ち、、、

 なのです。


 なぜなら、

 この本には

 【確かにそうだ!】と思える部分もあるのです。


■おそらく、

 多くの税理士の方たちはこの本を読まれているはずです。


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投稿者 ITS : 00:00